みなさん、こんにちは。
韓国ってスープの種類がたくさんありますが、私が地味に好きなのがプゴク/ 북어국(干し鱈のスープ)。
韓国では美容スープや二日酔いスープとも呼ばれており、鱈の旨みが出た、ほっとするスープです。
薄味で優しい味付けなので、二日酔いの時にも良いですし、朝ごはんの付け合わせにもぴったり。
今回はそんなプゴクのレシピを紹介します。
プゴクが美容スープ、二日酔いスープと呼ばれる理由
そもそも、なんでプゴクが美容スープ、二日酔いスープ、と呼ばれるのかというと、
プゴクのメイン食材である干し鱈は、
① 生の状態のタラよりも2倍も多くのタンパク質を含んでいる
② 消化にも優しく、豊富なビタミンやカルシウム、鉄分など、美容と健康を支える栄養成分が含まれている
③ 低カロリー
④ アルコールを分解するのを手伝うアミノ酸が多く含まれている
プゴクには体に良い成分が多く含まれており、それもあって美容スープ、二日酔いスープ、と呼ばれるそうです。
材料 (4人前)
- プゴ(干し鱈) 10本ほど
- しょう油 大さじ1.5
- にんにく 小さじ1
- 大根 2−3cmほどの厚みに切ったもの
- 卵 2個
- ニラ 少量
- (写真にはありませんが)海鮮ダシダ 小さじ2 (コインタイプのものは3個)
- (写真にはありませんが)水 1500ml (プゴクの戻し汁 500mlを含む)
- (写真にはありませんが)ごま油 適量
作り方
① プゴを2-3cmに切り、水で戻しておく
プゴ、パッケージから出してみるとこんな感じです。
今回は大きさ大小ありますが、10本ほど取り出して・・・
食べやすいようにハサミで2-3cmに切って、
500mlのお水に10分ほどつけて、戻します。
戻したら、プゴをぎゅっと絞って水切りをします。
プゴの戻し汁もスープに使うので、取っておいてください。
② 大根を短冊形に切る
大根は1cmくらいの厚さで、短冊形に切っておきましょう。
写真だと結構小さめにしたのですが、煮込むと大根が崩れて来るので、ちょっと大きめのサイズでも良いと思います。
③ ごま油で材料を炒める
フライパンに、ごま油適量とにんにく小さじ1を入れて軽く炒めます。
にんにくに軽く火が通ったら、水で戻したプゴを入れます。
軽く炒めたら、切った大根も入れます。
大根に少し火が通るまで炒めます。
④ 水を入れて煮込む
大根に少し火が通ったら、先ほど使ったプゴの戻し汁 500mlと、水1000mlを入れます。
ここで海鮮ダシダを3粒入れます。
こんな感じでタブレット状になっているので、計らなくていいし楽です。
ダシダを入れたら、材料に火が通るまで20分ほど煮込みます。
⑤ しょう油、溶き卵、ニラで味付けして完成
大根が透き通るくらいまで火が通ったら、煮込みは完了。
一度味見をしてみて、味が物足りなかったらしょう油 大さじ1.5を入れて(濃いめの味が良ければもっと入れてもよいです)
卵2個を軽く溶いて、
沸騰している中に円を描くようにして溶き卵を入れると、綺麗にできます。
最後にニラを少量入れて・・・
軽く火が通れば完成!
実食
完成したプゴク/ 북어국がこちら。
干し鱈の出汁がきちんと出ていますが、優しい味付けで、ほっと沁みる味。
二日酔いスープと言われるのもわかる、じわ〜っと体があったまって、体の隅々まで沁み渡って、美味しい。。。
まとめ
ということで、今回は韓国の干し鱈スープ、プゴク/ 북어국のレシピの紹介でした。
毎日食べたい!というスープではないんですが、ふとした瞬間に思い出して食べたくなるような、ちょっと懐かしい味です。
その他、韓国のスープですと、わかめスープ / ミヨックク(미역국)も紹介しています。
こっちは素朴に見えてかなり味わい深く、大好きなスープです。
韓国のスープ、他にも色々あるので、また作ったらレシピを公開しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
mochipeanutでした。
コメント