みなさん、こんにちは。韓国・慶熙大学(キョンヒ大学)へオンライン短期留学をしているmochipeanutです。
今回は、オンライン短期留学日記最終話となる
- 授業の進み方について
- 授業を受けた感想
についてシェアしていきたいと思います。
- オンライン留学を決めたきっかけ
- オンライン留学先であるキョンヒ大学のスケジュール・学費など について書いた その①
- オンライン留学の申し込み方法 について書いた その②
- 海外送金の方法 について書いた その③
- レベルテスト
- 授業に向けての準備について書いた その④も併せてご覧ください。
授業のスケジュール
私が申し込んだのは平日の夜間コースだったのですが、おおまかなスケジュールはこんな感じ。
1時間目が19:00-19:50、10分の休憩時間を挟んで、2時間目が20:00-20:50で、それぞれ50分・合計1日100分の授業でした。
先生も全て同じ先生が担当するわけではなく、月曜日・水曜日はA先生、木曜日はB先生といったかたちで分かれていました。
夜間コースは、一学期で全ての課を終わらせるスケジュールなので、大体1日に2文法ずつ進んでいくイメージでした。わたしは半分以上がすでに韓国語学校で学んでいた文法だったので、復習も兼ねて進めていましたが、完全に初めて学ぶ人にはちょっとスピードが早いなと感じました。
生徒の人数、国籍
私のクラスは全部で8名で、大半が日本人でした。その他、香港からの受講者もいたみたいです。
夜間コースということで、受けている人の職業は社会人が7割、学生が3割といった感じでした。
人数に関しては多くも少なくもなく、先生も生徒たちに答えさせる時、満遍なく当てていたのでちょうどよかったと思います。
授業内容について
キョンヒ大学は文法に強いと定評がある大学で、授業も基本的には文法メインで進んでいきます。
先生が文法について、スライドを見せながら説明し、理解したところで例文を読んだり、問題を解いたりします。
ここの進め方は、先生によって結構ばらつきがあり、私の場合は
- 月・水の先生
- 文法説明→問題解く→答え合わせ
- 木の先生
- 文法説明→会話練習→時間があれば問題を解く
といったような感じでした。はっきり言って、月・水の先生の進め方なら自学習でも変わらないので、ちょっとどうなんだろう・・・?と思いました。
せっかく韓国の先生に習っているので、もっと会話がしたいというのが本音でした。
授業は全て韓国語で行われます。韓国語を学ぶのに、韓国語で教えてもらうっていうの、なんか不思議ですよね。
Zoomならではの機能
オンライン授業ならではの機能だな〜と思ったのが、グループ会話機能。
クラスメイトとこういったトピックについて話してみましょう、という問題があるのですが、そういった時は先生が自動的にグループを作ってくれて、全員の前ではなく、グループメンバーだけで会話をすることができます。
ここでは周りに会話を聞かれることもないので(先生が確認で入ってくることもありますが)、よくわからなかったことについて日本語で確認し合えたのはよかったです。
逆に香港出身の生徒と話すときは、お互いの母国語が違うので、完全に韓国語で会話を進めないといけなかったので、これもまた勉強になりました。
生徒との交流は・・・?
オンライン留学では、生徒同士の交流は授業時間のみになるため、ほぼプライベートな会話はしませんでした。
実際の授業を受けていれば、休憩時間や授業後に話したりなどもできると思うのですが、休憩時間は全員カメラ・マイクオフにしていたので、そういったことが起きることもありませんでした。
個人的にはどっちでも良かったので、特に気になりませんでしたが、友達を作りたい!という人には物足りないかもしれません。
課外活動(文化授業・トウミ)について
これ、ちょっとキョンヒ大学に文句を言いたいのですが、文化授業の案内も遅かったし、トウミに関しては案内すらありませんでした。
トウミというのは、現地韓国人が外国人留学生のサポートをするという制度のことです。これは、先生ではない、リアルな韓国の若者と交流できるシステムなので、使った文法を使うチャンスではあるのですが、わたしの班では案内がありませんでした。(もしくは私だけ・・・?)
実際、トウミがあっても自分が出来るかどうかはわからなかったのですが(仕事もあるため)、授業の内容に含まれているようだったので残念でした。
文化授業はK-POP、旅行、カリグラフィ、ドラマ、発音などのジャンルから2課まで選べて、授業とはまた別の日に開講される課外授業のようなものでした。
私はカリグラフィと発音を選択しましたが、カリグラフィは私が想像していたものとは違い(海外の綺麗なペンを使って描く、あれかと思っていました)、相田みつをみたいな、独自のスタイルでハングルを描くみたいな授業で、これ、受ける意味ないな。。。と思って退出してしまいました。
発音に関してはスケジュールが合わず、受講できませんでした。
調べてみるとK-POPは歌詞の意味を先生が教えてくれながら歌ったりする内容、旅行はソウルの観光地の映像を見ながらバーチャル旅行のような内容、ドラマはドラマ内で出てくる表現などを学ぶ内容だったそうで、これらのほうがよっぽど役立ちそうだな、と思いました。
授業を受けてみた感想
初めてのオンライン留学、かつ全て韓国語で進行するということで、不安もいっぱいでしたが、先生たちも初めてのオンライン授業ではないのである程度慣れているのか、ゆっくり喋ってくれたりしました。
ただやっぱり、個人的には単語力が低すぎるので、何と言っているかわからないので、聞こえた韓国語をざっとカタカナで書いて、後で彼氏に聞くという荒技をしていました・・・。
また、文法で「なぜそうなる?」「このときはどうなる?」と思うことがあったのですが、それを何て韓国語で言えば良いかわからない・・・!泣
そんなときはそっと、ネットでちゃちゃっと調べたりもしました。あれ、わたし韓国語の授業、受けてるんだよね・・・?
今まで、日本語が喋れる韓国語の先生から習っていたこともあり、日本語が使えないというストレスが強かったですね。韓国語に耳が慣れるということも最後までなかなかありませんでした。
ただ、オンライン授業を受けて良かったのは、自分の中で勉強するサイクルを物理的に生み出せた、ということ。毎週3日、夜には仕事も終えて、授業を受けるという勉強サイクルがとっても新鮮で、時間を有効活用できていた気がしました。
とはいえ、やっぱり2ヶ月で50課もある文法を詰め込むことは、とっても大変でした。
最終日には今までの文法の復習をやったのですが、半分以上はまだしっかりと身についていないようで、問題が解けないものも多くありました。
秋学期の案内も来ていましたが、ここで学んだことを改めて復習する必要がありそうです。
トータルで評価するなら、60点くらい。値段相応の授業時間(換算すると、1時間1000円)ですが、授業の密度があまり感じられませんでした。やっぱり社会人なので、仕事以外の時間をなかなか取ることができない、かつ私の脳の浸透具合が遅すぎるので、私にはもう少しゆっくり学ぶことができる授業が向いているのかなー、と思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初のオンライン留学、色々ありましたが、良い経験になりました。
オンライン留学を検討している方の助けに少しでもなれば幸いです。
韓国語学習の旅は、まだまだ続く・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
mochipeanutでした。
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